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6/15(水)
「お母ちゃんネットワーク」より「給食についての質問書」提出


本日、大人5名+子ども1名で、教育委員会給食担当課に出向きました。
先方は、萩原さんと補佐の方、書記の方の3名。
京都新聞の方が取材してしてくれました。
 
まず書面を手渡し、読んでいただく。
回答は28日までにもらう予定。それを京都新聞にもお伝えする。
その後、一人ひとりの心情、要望などを伝える。

〜〜〜
「行政さんからのお話。」
 
・現状として、食品安全委員会、消費者庁、厚生労働省のデータを元に、食材、日々の動きを確認。

・京都市は、中央卸市場での検査を実施、それを国に報告。
(抜き打ち、サンプリング、どのような検査をされているかという問いには、今この場で具体的に正確な情報をお知らせできないので、後日ということに)

・「日本からの食品輸入規制、カナダが初の前面解除」というニュースのお話。
いろんな情報があるが、国の基準、暫定規制値を基にしている。

・「京都市の素晴らしい取り組み、地産地消は全体のどの程度なのか?」という問いに対して
割合は、年によって気候変動によって、変わる。

・「長野松本市の市長は、内部被ばくゼロ」給食を言っているが、京都市独自の取り組みはどうか?」という問いに対して、
京都は農業生産県ではないから、難しい。

京都市小学校、7万2千食の確保は難しい。
240円という低価格でがんばれるのは、大量入荷のため。安全性を無視をしてはいないが安さも重視。

・「どういう行動を取れば変わるのか?」という問いに対して、
府、国の判断が大きい。
 〜〜〜
 
おおよそ予測していた返答ではありますが、書面でより詳しく返答をもらう予定です。
ただ国の暫定基準値に対する戸惑い、は、私達も行政の方も一緒だと感じました。
裕子さんコメント「丁寧に受け答えしてくださり、安全はかんがえているけど、国の基準にのっかってるだけか?具体的にどういうことで取り組んでいくかを知りたい。」
 
次の段階では,京都市独自でも実行が可能な具体案をどんどん提案していくことになります。
(宇治市、横浜市のその後、など、工夫されている自治体についての情報をさらに集める
京都市のデータ公開を求める、、、、)
これからも一緒に協力してください、また来ます♪という言葉を残してきました。
若干苦笑いされていたような。でも、私の大きなお腹を気遣ってくださり、ご家庭では優しいお父さん達なんだろうなあという印象でした。

ということで、次回、回答をもらって、すぐ市議に声かけできる準備をします。
 
さらに「給食質問書」のことで、動いてくださるメンバーを募集中です!
 
ママパパ会の四条河原町での署名活動も、がんばっておられました。おつかれさまでした!
(キヨミ)


「回答書」
は、「つづきはこちら」まで。

 


 

 *********************************

6月30日、京都市教育委員会、体育健康教室室長 山本雅之氏からの回答文書を受け取りました
 
(以下要約)
<農作物の放射能物質検査>
 
・原子力発電所の事故を受け、周辺地域においては厚生労働省が、平成14年3月にまとめた、「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」等に基づき農作物等の放射性物質検査が、出荷段階で各都道府県の専門機関で実地されている。
 
・検査においては厚生労働省が定めた暫定基準値を上回る食品は出荷制限がされている。
 
・学校給食では、市場に流通している食品のみを使用しているので、安全と認識している。
 
 
<牛乳>
 ・牛乳の原料である原乳の放射性物質の検査が出荷段階で各都道府県の専門機関で実地されている。
 
・出荷制限された原乳が市場に流通することはなく、安全と認識している。
 
<食材の産地>
・京都市立小学校の給食では7万食を超える量を調達する必要がある。そのため、通常は、産地指定をした調達は行っていない。
 
・使用直前の食材が到着した際(野菜などは前日)に都道府県単位で把握している。その際、当該都道府県内に、出荷制限措置が取られている地域がある食材については市町村等を把握することにより、産地や、出荷制限の対象地域でないことを二重に確認することとしている。
 
・京都市では、福島県、及び、その近隣県産の葉もの野菜及び、水産物について、卸売市場への入荷時に放射性物質の検査を行っている。
 
・学校給食で使用する食材についても検査を実施することし、関係機関と協議を進めていたところであり、6月28日、翌日に小学校給食で使用する茨城及び群馬県産の農作物について、市衛生環境研究所で検査を実施。検査の結果、暫定基準値を超える検出はない。引き続き、福島、茨城、群馬、栃木、千葉、の各県から入荷する農作物に対し、検査を実地していく。
 
・京都市保健福祉局保健医療課ホームページ内にて、「食の安心・安全情報」→『京都市による食品の放射能検査について」にて、検査結果を公表している
 
今後とも、国及び関係機関の動向を注視しつつ、安心・安全な給食の実地に努めていく。

*****************************
文書での回答のほかに、お時間を頂き口頭でのやり取りをさせてもらえました。回答者:体育健康教育室 担当課長補佐 辻田泰久氏
辻田さんは、質問書提出の際、当局として説明いただいた方です。親切丁寧にご対応頂きました。
 
<京都市保健福祉局保健医療課ホームページ内の数値について>
 
・「検出せず」とは:検査機械で測定不可のような極めて低い数値のこと。
・数値に表されているものは、�より数値が高い物
・学校給食で使用する食材には星印がついた数値となっている。
 
<検査について>
連日、同じ産地の食材の場合は、数値が急激に変わることは考えにくいので、一日あけて検査ということもある。
 
<風評被害>
現在、出荷規制がかかっているのは福島県のみ。食材の産地を明らかに特定することは風評被害にもつながりかねない。
 
<京都市独自の安全基準設定について>
安全が何かについては、数あるデータの中から低い数値を、国がもってきて決めたことであり、なかなか一地方自治体が出来ることではない。
 
*************************************************************************************
 
私たちが求める、学校給食に対する安全。これに対し、産地を特定することでの風評被害。行政としてはこの双方の利益のバランスをどう調節していくかに、苦心されているようです。
(裕子)

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